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HANDA WANDA DiaryPage.

HANDA WANDA Memberの声
Tsax:KAZU
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    四月頃から催促されていた日記に、やっと手を付けた
    テナー・サックス担当のカズです。
    この日記というか、エッセイをメンバー以外で読んでる人は存在するのか?と疑問に思いつつ書いているわけで。
    前に仕事で、雑誌の編集後記(一般のひとは存在すら知らないかもしれない編集者のくだらない独り言が書いてあるコーナー)に、
    「どうせは誰もこんなもの読んでないんだろうけど…」と書いたところ、
    見事に読者から「わたしは読んでますよ」ってハガキが来たことも確かにあった。
    でも、たった一通だけだったけど。
    「さっさと書け!」というメンバーの脅しに、
    何を書いたらいいのか悩む毎日を数ヶ月過ごしていたけれど、
    催促の嵐に無理矢理テーマをひねり出してみたわけで。
    安直といえば安直だけど、ソウルバンドのホームページなので、
    何でソウルを聴くようになったのか、という話でもしようかなと。

     本格的にソウルを聴くようになったのは1992年(のはず)。
    それまでは、ちょっと古めのロックなどを聴きつつ、
    学校にはほとんど行かずに映画ばかり観る怠惰な日々。
    まだサックスも始めてなくて、バンド仲間のサックスを休憩中に吹かせてもらったことがある程度。
    もちろん、ストーンズやらビートルズがソウルの名曲?をカヴァーしていたので、有名な曲は知っていたけど、特別に興味があるわけじゃなかった。
     そこに突如現れた映画が『ザ・コミットメンツ(The Commitments)』。
    ソウル好きのひとにはお馴染みの一本。ソウルへの道はここから始まったといってもいいかな。
    もうひとつ挙げるとすれば、同時期に忌野清志郎がリリースしたアルバム『メンフィス』と、それに続く武道館公演。オーティス・レディングOtis Redding(代表曲としては"The Doc of Bay"、"Respect"、
    "Try A Little Tenderness")などのバック・バンドとして、
    そして自身も"GREEN ONIONS"
    (タイトルを聞いてわからないひとも絶対に耳にしたことがあるインスト。
    ちなみに、BGMとしてこの曲が延々と流れていた裏ビデオを見たことがある。
    非常にシュールといえばシュールで、ひとりで大受けした。
    手元にないので貸せないのがホントに残念)などのヒット曲を持つ
    Booker T & The MG'sがメンバーという豪華なもの。
    この武道館公演で"GREEN ONIONS"に続いて二曲目として演奏されたのが、
    "Hold On I'm Coming - Knock ON Wood - Last Night"と続くメドレー。
    HANDA WANDAでも5thライブのオープニングとして
    "In The Midnight Hour"を足して演奏。
    選んだのはもちろん僕。
    ちなみにex.ドラムのマサさんもこの武道館公演を観たとのこと。
    ベースの増田さんはHANDA WANDAのライブを観た友達から
    「そのまんま清志郎じゃん」と指摘を受けたらしい。
    パクリですんませんね。とりあえず元ネタがわかった人がふたりはいたってことで、ある意味満足。
     
     映画の内容としては、ろくに職もないアイルランドの若者たちが、
    やることもないしこのままじゃいかんということでソウルバンドを結成する、と書いてみると他愛もないお話。別にみんながソウル好きなわけじゃないっていうのが面白いところ。
    下手でどうしようもなかったのが、だんだんとまとまってくる感じがホントにいい。
    お約束といえばそれまでだけど、これぞバンドの醍醐味。女性コーラスが三人もいるので、誰と誰がくっついたり、というのも当然ありで、
    これもバンドの醍醐味のひとつだね。
    詳しく話をすると面白くないので、これ以上は書かないけれど、
    物語の鍵となるのは実在の超有名ソウルシンガー、ウィルソン・ピケットWilson Picket
    (上記の"In The Midnight Hour"、"The Land of 1000 Dance"などが代表曲)のダブリン公演。
    この映画を観るまでは、ピケットはとっくに死んでいると思っていたひとが多いのでは。僕もまさか生きているとは思ってなかった。
    ちなみに、この数年後に公開された"THE BRUES BROTHERS 2000"で元気にシャウトする姿を見せてくれる。


     観たひとならわかると思うけれど、これほどバンドがやりたいという気分にさせてくれる映画もなかなかないはず。
    劇中でのライブ場面は圧巻で、実際にこの俳優たちが演奏をしているというのも驚き。
    "Chain Of Fools"、"Hard to Handle"、"Fa Fa Fa Fa Fa"、"I Never Loved a Man"などはHANDA WANDAでも演奏している。
    観た当時から、この映画みたいなバンドをずっとやりたくてしょうがなかったわけだけど、そのころはソウル好きなんて周りにはあまりいなかったし(実際はいたけど)、
    自分がサックスをやることになるとは思わなかったた。
    それに、ホーンのメンバーなんてどう集めるのか想像もつかなかったので、
    夢のまた夢だと思っていた。
    今のメンバーに出逢えてよかったなと、いやぁ感謝! 感謝!
     映画館を後にしたその足で、サントラを買いに行ったのは後にも先にもこの一本のみ。
    日本ではヒットせず、話題にもならなかったけれど、
    アメリカやヨーロッパではサントラが爆発的に売れ、
    PART2も発売。確かグラミー賞も獲ったんじゃなかったっけ。
    プレゼンターで出ただけだったかな。
     その後、このバンドが世界各国をドサ回りをしていたのは知るひとぞ知る事実。たぶん日本には来ていないはずだけど(映画とサントラの売上を考えれば当然)。
    ニューヨークのライブハウスで、このコミットメンツのライブを観たのはちょっとした僕の自慢。
    といっても映画に出ているオリジナルメンバーはベースとドラム(2代目のミッカーの方ね)のみ。
    実際には、映画ではドラムだったミッカーがヴォーカルとなっているのだけれど、その理由が知りたいひとはイギリスでブッカー賞を穫ったロディ・ドイルの原作を読んでね。
     映画でヴォーカルだったアンドリュー・ストロングは、現実の世界でデビュー。
    でも、その後は消息不明。僕が調べてないだけで、実は有名なのかもしれないけど。
    アルバムはたしか渋谷のレコファンで偶然見つけたもの(¥1,000以下だったかな)を持ってはいるが、
    一度聴いたきり。あんまり面白くなかったな記憶がある。
    これを機に、もう一度ぐらい引っぱり出してみようかな。
     映画の中のセリフで忘れちゃいけないのをひとつ。
    「マウスピースは好きな女の乳首を咥えるようにしろ!」ってやつ。
    この映画を観た知り合いには「誰の乳首想像してる?」ってよく訊かれたけど、吹くときにはそんなこと忘れてるしな〜。
    実践しているひとがいたらら、ぜひ報告するように。

     ともかくソウルが別に好きじゃなくても、
    HANDA WANDAのホームページに来るようなひとなら、そこそこは楽しめるはず。
    大きいレンタル・ビデオに行けばあるはずなので、ヒマがあったらチャレンジしてほしい。
    僕がDVDを貸してもいいけれどね。面白かったと思ってくれれば一番いいけれど、こんなつまらないの見せやがって、というのでも結構。
    感想があれば掲示板にでも書き込んでね。あ、誰も読んでないんだっけ…。

    | Tsax:KAZU | 18:08 | - | - | - | - |